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建築コラム

ホーム建築コラム土地探し「駅までの所要時間」で注意すべきポイント3点

建築コラム2024.03.26

「駅までの所要時間」で注意すべきポイント3点

駅までの所要時間で注意すべきポイント3点

土地探しで重要なポイントの一つに挙げられるのは、駅からの所要時間ではないでしょうか。通勤時間が1分でも短くなる方が、当然うれしいですよね。不動産広告では主要駅までの徒歩所要時間が記載されており、その所要時間が「土地の価値」であることには間違いないのですが、実際に駅まで何分でたどり着くのか事前に確認した方がより納得のいく土地購入ができます。チェックするときの注意点を3点ご紹介しましょう。

1.歩くスピードをチェック

皆さんは歩くとき、不動産広告にあるように「1分で80メートル」進めますか?歩く速度は人それぞれ。ゆっくり歩く人や早めに歩く方、行きと帰りで歩くスピードは違ったりすることも。一度歩くスピードを把握しておいたほうがいいかもしれません。

また、名古屋市緑区、天白区のような丘陵地は、駅までの道のりに坂が多いです。駅までの所要時間にシビアにこだわる方は、歩いて確認した方がいいでしょう。

2. 信号や踏切の影響を調べる

通常、所要時間には信号待ちの時間が含まれていません。切り替わりが遅い信号機や踏切があると、駅までの所要時間が変わってくる可能性があります。経路に該当するものがないか調べてみましょう。

3. 自転車で移動する場合も確認

もし、駅まで自転車で行く場合「徒歩よりも所要時間が短くなるから大丈夫」と安心するのではなく、実際の所要時間を計測しておくといいでしょう。駅までずっと上り坂だと、意外と時間がかかる場合があるからです。また、名古屋市の場合ほとんどの駅が自転車等放置禁止区域に指定されている関係から、駅近くの駐輪場に自転車を止めなければいけません。駅まで自転車を利用する場合は、駐輪場を経由して駅までかかる時間を調べておくと安心です。

実際に調べてみた例

オームラ設計一級建築士事務所が扱っている物件を実例にとってみますと、名古屋市緑区の名鉄左京山駅まで徒歩10分の土地は、試しに歩いてみると、まさに10分でした。実際歩いてみると、下り坂が数か所あり、ちょっぴり上り坂もある、緩急のある通勤路であることが分かりました。丘陵地が多い緑区らしいですね。赤信号の時間もそれほど長くなく、左京山駅の名古屋駅行のホームはすぐ近いところにあることも分かり、なかなか好条件だと感じました。実際歩いてみて、土地に対する納得感が増す例ですね。

最後に

土地を購入する前に、このような日常の経路を自分の足で確かめることは、後悔のない土地選びには不可欠です。ぜひ、ご自身で体験してみてはいかがでしょうか。