建築コラム2024.03.25
不動産業者の選び方のポイント5点
このホームページをご覧になっている方の中には、人生のライフステージが進み、「さあ、いよいよ家を買おうか。」「まずは土地から探そう」と不動産情報をチェックして不動産屋さんを回り始めた方が多いと思います。
そこで、住宅を専門に建築する会社として、土地を購入し、家を建てるお客様向けに不動産業者の選び方のポイントを5つお伝えします。
1.信頼できるかどうか
不動産購入の最初のステップは、情報収集です。不動産の情報が集まったポータルサイト(SUMMO(スーモ)、LIFULL HOME’S等)や不動産屋さんが運営しているホームページから気になる土地情報の資料請求したり、現地見学をする機会がたくさんあると思います。不動産会社とやり取りしながら、物件情報だけでなく、不動産会社の対応を確認しましょう。気持ちよく相談できる人や会社だと感じられることが大切です。
2.豊富な情報があるか
不動産購入が初めての方に、十分な情報を提供できるかどうかも不動産を選ぶポイントとなります。土地の販売情報だけではなく、生活情報やローンや税金といったお金の話、登記のことなどざっくらばんに話してみましょう。
ただ、土地だけを販売する不動産会社だと、その土地に希望する住宅が建つかどうかを判断するのは難しいでしょう。土地にかかる法的な規制等で、建物の高さや配置に制限があるため、希望の大きさの住宅が建てられないこともあります。土地を購入する前に必ず土地の情報をもらい、検討している建築会社に住宅プランを提案してもらうことは忘れず行いましょう。
また、建築条件付きの土地ですと、建築会社は決まってしまいますが、お客様がイメージしやすいよう古家を解体して更地で販売していたり、販売する土地の大きさ(平米数)も、登記の情報を元にしたものではなく、最近測量したものであることが多く、より信頼性が高くなります。「建築条件付きは住宅会社を選べないから」と候補に外さず、他の希望がいくつか合致する土地を扱っている場合は候補にいれてみるのもいいでしょう。
3.信頼できる知人からの紹介
実際に付き合いのある、親族や知人、同僚からの紹介も不動産会社を探す上で確かな情報となります。土地探しをしていることを周囲に話してみるのもいいでしょう。
お知り合いの中には、土地購入の過程で総じてよかったと感じている会社を紹介してくれる方もいるでしょう。もし紹介してもらったら、担当してくださった方のお名前を教えていただくと、よりフレンドリーな対応が期待できます。
4.不動産会社が「売主」か「仲介」か
土地を購入しようとした場合、その土地価格が取得費用のメインになりますが、不動産を得るためにかかる手数料も注意が必要です。
例えば、希望の土地を販売する不動産会社が「仲介」の場合は仲介手数料が必要になり、仲介手数料は土地金額と連動して発生するもので、2000万~3000万の土地なら50万以上かかってしまうこともあります。(法律の範囲内で不動産各社が設定。)逆に、不動産会社が「売主」の場合は仲介手数料が不要になります。土地物件と不動産会社のかかわりを広告で確認しておくことが大切です。
5. 家の全体予算を知りたいなら建築会社にも相談
家を建てるまでの総予算にこだわるのであれば、土地を扱う不動産会社ではなく、家を建築する住宅会社に相談した方が、住宅本体の価格はもちろん、ローンや登記にかかる費用や、照明やカーテン、引越し代を含めたおおよその最終金額を提示してくれるのでよりイメージしやすくなります。また、土地が傾斜地の場合は、傾斜に対応するするため工事費がかかることが多く、住宅本体の価格が高くなる傾向があります。傾斜地が得意な建築会社の方が、実態にあった住宅価格を提示できるでしょう。
いかがでしょうか。土地取得を検討はじめた頃から、不動産屋さんと並行して信頼できる建築会社に相談しながらすすめたほうが、建てたい家が予算内に手に入る可能性がアップします。これから始まる家づくりをする方のご参考になれば幸いです。
オームラ一級建築士事務所では、名古屋市緑区、天白区を中心に自社が仕入れた土地を販売しております。建築条件付きになりますので、お客様から住まいのご要望をお伺いしプラン作成して、トータルの費用にご納得いただいてからご契約いただいております。私たちが販売する土地へのプラン作成は無料ですので、是非ご利用ください。